石ころの唄

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皆さん、おはようございます。
私は昨晩、8時前から、
今朝、3時半ぐらいまで
からおけ屋で会社のみなさんと
お酒を飲んでいた。ひどい。

しかじ朝には7時に覚醒。
それだけ長くいたのに
あまりお酒は飲んでおらぬ。
至って正気で帰って来た。

きょうは「歌のうたげ」だったのだ。
いはゆる歌謡ショウである。
歌のうまい人ばかりでえらく盛り上がった。
ほっておいてもうたってくれる。
うれし。

帰る頃には
藻岩の山ぎはすこしあかりて、
やうやう朝にならむうつくしき気配。
漠然とあることが心配になった。

私はまた会社員として
やっていけるのかなぁ。

夢をもって
女ざむらい生活をしていた頃は、
きつい中に楽しき事も多かった。

一生懸命勉強し
仕事は愛を以て接し
がんばるほど
喜んでもらえる満足があった。
疲れて帰り休むときは
変な自己満足があったのだ。

それでオーバーワークになって
体を壊してしまったが
今ではすっかり体重も戻り、
家と会社を往復している。

一見なんということもなく
素晴らしく恵まれた生活にたがはぬ。
会社もいい人ばかりに恵まれ
贅沢言ってはバチあたる。
しかじ人生に何かが物足りぬ。
おそらく熱だと推定する。

きっと今、私は
女ざむらいでも
目的をもって働く夜のむすめでもなく、

「みそじの地味な会社員」
(あかるい人)」

とかいた
慣れぬ石ころぼうしをかぶって
生きているのかもしれない。

石ころぼうしをかぶっているから
なかみは誰にもみつからぬ。

人は最初からみんな
「父」「母」「さらりーまん」
「社長」「社員」「客」
「金持ち」「びんぼう」
「ちょい悪」「美女」
なんて帽子をかぶっているのだろう。

だけど私のかぶってる帽子は
ちょっとかぶってないうちに
なんかきゅうくつになったみたい。
それとも私が変わったのだろうか。

もう一度、自己満足して
勝手にぴかぴか発光できるように
へんな回路をしこもう。何がいいかね。

皆さんは近頃発光してますか。
心ぴちぴちだけじゃだめかしら。

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