変わらないもの

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たまに文字が書けると嬉しくて
もう1個ひとりごとの日記をば。

この前、久しぶりに
円山のサクラムーンという
オサレスポットに行った。

カフェレストランなのだが
昭和初期に建てられた民家を改造して利用している。

もともと北大の数学の女性教師が
お住まいだった家だそうだ。
私は、古い建築物を見るとわくわくするので
フェチのつぼを激しく刺激された。

私には霊感といふものが全くないようだが
古い建築物に行くと
キモいと感じるもの、そうでないものがある。

オバQがいるとかいないとか
そういうのはわからぬが
その建物の経緯や
住んでいた人に関係しているのだろうか。
ここは、温かい心になる。

春になると、庭に桜が咲いて、
窓からよく見えるそうだ。
あいにく、その季節には行った事がない。
来年の春は、絶対ゆきたい。

この家はもう何十回、雪が降って、それが溶け、
少しずつ春になる様子を見てるんだろう。
何人の人が、この家を愛してきたのだろうか。

もしも、私が家を建てるなら、
最新の建材で作られた家でも、
最新のデザインでもなく、
明治の建築のような
瀟洒な館を建ててみたい。

私や子孫が滅んでも
誰かが、そこでお茶を飲んで、
いかした思い出を作ってくれることを妄想し、
庭にきれいな花の咲く木や
面白い実のなる木を植えたい。

時代はどう変わるかわからないけど、
100年後の人も、今みたいに
友達と幸せにお茶できる平和な世の中を
残すのが、我らの責任であると
ふと、まじめなことを考えた。

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