昨日は
先般結婚したOちん(20代♀)と
会社帰りにちょっとだけ一ぱい。
我らの行く店は
おじさんの止まり木のような店だ。
いつ行ってもカウンターはみっちり。
そしてお客さんの95%はおじ様たち。
そこにでるもっぽい美人のNちゃんと
なぜか目立つ私が行くのだから
ものすごくあやしい。
Oちんは絵を描いたりアクセサリーを作ったり
才能あふれる女の子。
女の子っぽい雰囲気に反し、
中身は任侠あふれる子。
初めて飲みにいこうということになったとき、
こっそりお互い告白した。
「おしゃれな店より
おじさんの店が好き」
ならばおじさんがいくような
あずましい店を探そうということで、
そのへんをみっちり歩いて店を探索。
O型同士に
下調べなど要らぬ。
そして怪しいビルの地下に入ったら、
奥に「そば」と書いた古い看板が…
それを見たOちん、
急に元気になって
「ここ行きたい~」
とか言って突入。
磨りガラスの扉を開けてみると、
やや寂しい外観とはうらはらに
中はおじさんで満ちていた
70年代そのままの内部。
ちょっと懐かし系の美人のお姐さん。
その日からそこは
2人の隠れ家となった。
あぁあ、超いやされる。
ちなみに看板には
でかでかと「そば」って書いてるけど
そばを食べたことはまだない。
だって夜はメニューにないんだもん。
こまいを片手に、
昨年の自分たちを振り返った。
Oちんは去年の今ごろ、
別の人と付き合ってて、
ある出来事をきっかけに運命が急変!
今ではついに人の妻(※えろし)。
あぁ、ちょうどそのころに
この店に初めて来たんだっけ。
私はといえば、この店に来るたびに、
男気あふれるOちんに励まされ、
どんどん復活して楽しい毎日。
そういえば、
いつも店に居た美人のお姐さんがいない。
そこで板さんに
「美人のおねえさんは?」って聞いてみた。
なんと昨年12月に
ことぶき退社されたそう。
カウンターのにいた常連のおじさんは言った。
「俺も狙ってたんだけどねぇ~」
もしや、この珍妙なお店は
実は幸せスポットなのか。
そっか、だからこれだけの
おじさんたちが
うきうき楽しそうに飲んでるんだ
来年の今ごろは何をしてるのかな?
幸せそうな彼女と話してると、
自分も将来にいっぱい
いいコトがありそうな気がしてめっちゃわくわく
幸せは伝染するというのは本当だね。
今激しく幸せな人、周囲のみんなにうつしてほしい。
幸せが病なら、それは常在菌みたく、
実は普段からいっぱい、体内にいるんだよね。
私のわくわく菌はこのブログからうつりますので気をつけてね。あっもう遅いかぁ。