SELF PORTRAIT

この記事は約3分で読めます。

ちょっと考え事をしてたら、
ちょっとおちこんだんだ。

ふと、心落ち着かせたくなって、
何故かぢ画像かいてみた。
適当に描いてた絵を下絵にして、
イラストレータで、ちこちこ色塗り。

超てきとう

※心のはちまき装着ちゅう

実際のところ、
目になどは入ってないが、
まぁ、こんな素朴な感じで、
特に可愛くもなく、特に変でもなく、
特に誰かに似てるでもない、そんな顔。

めっちゃすごい美人じゃないし
一目惚れされたことはなかったよ。
無印良品の
こしょうせんべいみたいなものか。

見た目はふつうのせんべいなんですけれども
おいしいなぁ

無印良品
黒こしょうせんべい
16枚入り
159円

自慢じゃないけど
ちゃんとおつき合いした皆さんは
みんな
「すめちゃん
けこーんしようぜ」

って言ってくれた。

多分、外見ではなく、
私みたいなのといると
長い人生なんとかなりそうな気になって
口がすべったに違いない。
真心がつうじたと信じるよ。

だけど心は目に見えない。

数年前、
心に夢をもって
その日暮らし(笑)をしてた頃、
接客業のアルバイトをしていた。
普通の飲み屋さん。

知らない人に指名されて
席についたけれど
その人は何故か私の顔をみて

「おいぶさいく」
「不細工のくせに」
「お前なんて」
とさんざん言い続けた。

途中で嫌になってきたけど、
そこは私もバイトとはいえ、
考え方はいんちきぷろふぇしょなる。
笑ってトークをそらしまくっても彼は続けた。

さすがに嫌になってきて
「なんか申し訳ないので、
もっと美人がいますから
変わりましょうか~」
って切り出したけど、
その人は「いや面倒くさい」
といって、最初から最後まで
私をハードにばとうしつづけたのであった。

あまりにもひどいときは
お店に言えばいいんだけど、
私、
この人は多分かわいそうな人なんだ、
優しくしてあげようかな、
と思い始めた。

優しく丁寧に接客して、
いろんなお話をしたなぁ。
おじさんは最後、
「ありがとう」と言った。

あれがものすごい美人だったら
不細工と罵倒されたとしても
「おぬしは
目がくさっとるのか」むかっ

と思うことができるだろうが、
外見に自信のなかった私の心には
言葉の砲撃の穴が
心の石垣にあいた。
家に帰ってちょっと泣いたよ。

あれ以来、相手が面食いだと知ると、
ヤバい、どうしようって、
ドキドキしてしまう。

でも、もしものすごい美人だったら、
人生どうなっていたかな。
才色兼備とゆわれたり、
NHKの青山さんみたくなってたろうか。
妄想はひろがる。

だけど私は、
人並みでも、
自分の顔は嫌いじゃない。
見てると小さい頃、
「すめちゃんは、ええ子やな。
将来きっと
べっぴんさんになるでぇニコニコ」ってゆって
いつでも可愛がってくれた
天国のおじいちゃんやおばあちゃんを
懐かしく思い出すんだ。

ごめんなさい、あんまり、
その期待には添えなかったよ。

でも・・・
誰かに一目惚れされるよりも
ずっと、大きな愛をもらってきたから、
愛想のいい子になりました。
モデルさんみたくなれなかったけど、
いつでも笑える人になれました。
顔はさほどでもないけれど、
心のべっぴんさんにはなれたべか。

笑う門には福が来るから、
多少、幸せに近道してるにちがいない。
やったぁ。やったよ。

タイトルとURLをコピーしました