2つの願い

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今頃、何故かねむい。
なぜなら昨日5時からスタートして
今朝4時まで遊んでたから。

出陣前に通過

観光客でいっぱいやったで

昨日は何かとゆうと、
いつも遊んでいる女の子4名で
忘年会兼3名分の誕生日会。

この4名、
会社も仕事も年齢もばらばら。
ご縁に結ばれて仲良くなった。
たいへん真面目な話から、
変な話まで何でもできる。

1次会はお鍋、
2次会は甘いものということで
宴会部長にまかせてここにいってみた。

いろんなリキュールを選べるの

※ちなみに私はどんぐりをおすすめしますよ~

その後、みんなでクラブに行った。
友達が先日、偶然に道で出会って
このゆかいな集いに誘ってたらしく、
何故か私がすきだった人も合流。
びっくりした。

しかし、10時スタートで、10時半にいったら、
とにかく人が少ない。
人はいるけど、
みんなイスに座って飲んでて、踊ってない。
踊ってるとおもったら40代以上で、
ダンスの風味がエアロビ的だし。

これは本当にクラブなのだろうか
ひょっとして80年代のですこ!?とうたがいかけたころ、
フロアに人が増えてきて、曲もハウスっぽくなった。

だんだん楽しくなっていると、
あれこれ女の子に声をかけていた外人が、
友達を一生懸命、
へんな踊りで口説いてきた。

踊りはおもしろいのに、
かなりしつこい。
愛想の良い彼女も
いやがっている様子。

様子を察して、
なにげなく引き離そうとすると、
彼は何か勘違いしたのだろうか。
大音響の中、
私の耳元に口を寄せ、
珍妙な踊りのわりに、
正しい日本語で申した。

「ラブラブで
ごめんねぇぇ」

先ほどまで他の女の尻をさわっていたくせに
まったく良い度胸ですこと。
そこで、彼女と私は
男に興味ないレズビアンカップルということにして、逃げた。
あのような助平は、マダムとランバダでも踊っていたまえ。

さてあっという間に時間は過ぎて、
さんざん踊りつかれて、
クラブを出たら、外は満月。

満月だって喜んでいると、
今年最後ですよと、タクシーの運転手さんが言った。
首をちぢめて、車の窓から
月を見上げると、
磨いたように光ってた。

「2つの願いはかならず
1つしかかなわない」
という歌があったけど、
去年の今頃、
ずっと思ってた願いは
思ってた形ではかなわなかった。

でもね形はちがうけど、
私の願いは、全部かなってるのかもしれない。

恋にはおわりがあるけれど、
名のない愛にはおわりがない。
恋が太くて短い糸だとしたら、
名のない愛は、細くて強く長い糸。

大事な人とは、きっとそれが、
足の指か、耳たぶか、さっぱりわからないけど、
どこか地味なところにちゃんと、むすばってる。
寂しいときにそっと引っ張れば
痛いようって声がきこえて、
1人じゃないって気づくの。

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