暴走にちようび

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おとといの日曜日。
会社の仲間で『チャリンコ耐久リレー』に参加した。
これは3~10人のチームで4時間の間に
一周3キロのコースを何周廻れるかを競うレースである。

我らは10人のチームで参加。
なんでか知らんが、男子9人に女子は私のみだ。
いつの間に興奮して参加の約束をしてたか、まったく記憶にない。
多分、花見で盛り上がっているうちに
私も
やりますYO!

と酒んでいたのだろう←アホ

でもやり始めると、楽しくてたまらなかった。
この日のために毎日チャリンコで会社に通い、
この日のためにジムでチャリンコをこぎ、
女の敵、紫外線にやられつつも現地で練習をした。

朝はあいにくの天気だったが
レースが始まると晴れて来た。
日射病になりそうな暑さの中、我らは懸命に走った。
一人一回一周。事前に決めた順序でリレーをつづける。
言葉で書くとへぼいが途中には坂なんかもあり、けっこうキツい。
特にきついのは石畳の上り坂。
傾斜はそうでもないが、ぼこぼこ地面が腕と足に来る。
つはもの達も、ここでは速度が落ちていく。

チャリンコには、速度がわかるサイクルメーターを装着していた。
私のような走者は、平地は27km/hがいいところで、
下り坂で35km/hぐらいだ。
上り坂では、どんなに頑張っても20km/hがいいところ。
苦しくて苦しくて、ちょっと気をゆるめると15km/hぐらいになる。

それを競輪選手がすいすい追い抜く。
すごいなぁと思いつつも、くやしい。
くやしいけど、体がついてこない。
砂ぼこりと息苦しさで鼻がつんとする。
お尻にジェットエンジンがついていたら、どれほどよいだろう。
そのときはそう思った。(*今はいやです)

結局、我がチームは、260程度のチームの中で、80位台であった。
100位以内が目標だったので上々である。
皆、子供のようによろこんで、ジュースでうれしそうに乾杯した。

人が人に出会うには、何らかの意味があるという。
予定では今頃、火の国で毎日
からし蓮根と馬刺を食べて生きてるはずだったが、
そうならなかったにも意味があるのかもしれぬ。
もしも行っていたら、
こうしてチャリをこいでることもなかっただろう。

人生というレースはまことに不思議だ。
来年の今頃は誰とどこで何してるんだろう。気になるところですな。

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