笠ぢぞう

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*こんな笠かぶった地蔵はおるんかなぁ。

残業してて、帰る前に、
自分のウェブメールを見たら、
あるメルマガが来ておった。

そこに書いてあった言葉にあらびっ栗。
最近考えていたことが
書いてありますがな。

キーワード:
弱きものは、相手を打ち負かし、
強きものは、相手を許す。

解説:
間違いを犯さない人間はいない。
罪を糾弾することは簡単だが、
本当に難しいことは罪を許すことである。
相手を打ち負かせば、あとには悲しみが残るだけ。

うむ
御意
なり。

人を許すのは
実に難しいことなのかもしれない。
小さいことから大きなことまで。

例えば先日、RVが追突されて海に落ちて
子供達が亡くなった事件。
あれで親に犯人を許せというのには
時間がかかるだろう。

そんなに大きなことでなくても
どこかで悪口を言われたり
仲間はずれにされても人間は怒る。
私だってそんなんいやだ。
それが人心というものだ。

私も、仏ではないので
しょっちゅう間違えて怒っている。
許すより、糾弾するほうが楽だ。

もちろん、許してはならんこともある。
だけども弱さを言い訳に
誰かを恨んで生きるより
多くを許せる強い人になりたい。

そして
もの言わぬ小さきものや
懸命に生きるものを
冷たい雨から守るになろう。

さんざん怒ったり泣いたり
誰かを嫌ったり
ぽっくり寝たりしてるけど
いつかは、笠になりたいな。

そういう志だけは
ポケットにいれておこう。
間違って
洗濯しないようにしよう。
破れたらぬい、
洗ったら乾かし。

転んだら起き、
太ったら走り。
風が吹いたら飛ぶような
穴だらけのぼろ笠かもしれんけど。

外は雨。
ほな、うち帰るわ。さいなら。

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