女のプラモデル

この記事は約1分で読めます。



会社のをなごが
キレイキレイなネイルをしているのを見た。
分厚い爪に
花とかさいたり模様がついていた。

うっ
美しい。
しかし私にはねいるさろんに行くという習慣がない。
マニキュアは塗るが
好きな色をキレイにぬったり、
ラメで光らせるぐらい。

たまにもう少しデコラティブな何かを
製造することはできぬだろうか。

そこで会社のかえりにドラッグ販売店
(ひらたくいえば薬局)で研究。
「ガーリー色」とかいてある透明感のあるミルク色と、
花の形のネイルシールを購入せり。
しめて1000円。

慣れぬ気配でぬりぬりはりはりして
なんとなくかわいい爪を製作してみた。
所要時間1時間。
乾かすのに時間がかかるのが、
さながら女のプラモデル
乾燥具合のみきわめがむずかしく、
よくよく見るとあちこちに穴とかあるけど
なんとかできた。

ミルキーなピンクの素地の上に花が咲いている。
極楽のようなプリティな模様。
爪の上の小さな世界。
自作でもここまで簡単にかわいくできるのだから、
プロに製造してもらうのは、
もはや図工の作品といえよう。

私の手は、働く手であり、
重いものもはこぶし、自転車にものる。
それでいつでも
手はうす化粧。

だけど、たまにはこうして
気合いの入ってる
女のふりをしてみるのも
いいかなぁ。
なんだか、男が女装してるみたいな
不思議な気分が、ちょっとまちがっていて、
いいかんじ。よいのか。よいよね。

タイトルとURLをコピーしました