胸にともす灯

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この前会社の健康診断で
「元気なのに血圧低いですね~。いつもそうなんですか?」と言われた。
そのときは下が60、上が90ぐらいで計り直しになった。

計り直して、上がなんとか100になって、なんとか無罪放免された。
しかし、私は低血圧だが、別に朝は弱くないし、元気である。
低血圧と寝起きってなんか関係あるのかな。ましてや、元気をや。

最近朝起きるのが面倒くさい。
あと何時間も寝ていたいと思う。
しかし私は以前早起き人間だった。
起きるのが苦にならずちょくちょくあやしい動きをしていた。

それが今や、ふとんでできたみの虫のようになっている。
5:30に起きて弁当を作って出かけるような女が、7:00すぎまで寝てしまう。
あげく起きるのがいやになってくる。どうしたことか。

近頃どうしたことかと考えていて、なんとなく原因がわかってきた。
遠くを照らす「胸の灯」が小さくなっているのだ。
この灯は、自分の未来や存在意義を照らすものである。

足下を照らす常夜灯はこうこうとついていて、
だから私は今働いていること自体は幸せだし、仲間にも恵まれとても感謝している。
だけど、今までこうこうと光っていた胸の灯がほこりだらけになってる気がする。
なるほど。それであまり無理をする気がしないのか。

私の胸の灯はもともとこうこうと明るく、
夜な夜なイカ釣り舟のように私の行く先を照らしていたはずなのに、
いつの間に電球が切れそうになってたんだろう。

あっという間に3月ですな。今月、江戸あたりでは桜が咲くでしょう。こちらは桜が咲いたりはしないと思うけど、日差しが春に近づいているような気がする日がある。
春がくる。冬がいく。
また、前を向いて進むために、胸の灯のそうじが必要だ。
笠を外して裏についた虫の死骸とかを洗い、電球を交換して、再びぴかぴかに光らしてあげよう。

皆さんの胸の灯は無事光ってますか。消えかけて、点滅してませんか。ちなみに、うちのマンションの廊下の電気は3日ぐらい切れっぱなし。
デブのM山C春には期待できそうにないので、そろそろ進んで明かりをつけようっと。

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