ふう。
ちょっと落ち着いてうどんをたべたよ。
お通夜とお葬式が終わった。
ばあちゃんの顔を見ても、
死んじゃった実感がわかなかった。
でも出棺前に父がスピーチをしたとき、
ついに実感がむくむく。
阿呆な子供のころ
孫だからというだけで
愛情や時間を注いでくれたんだなあ。
そんな人がまた一人
この世からいなくなっちゃったって。
なんか心細くなって
鼻水たらしてないた。
大人になったら
顔がいいとか
仕事がどうとか
なにがあれとかなんとか
わけありて人は人を選ぶけど
シンプルな愛はカッコイイ。
親戚の子供達にわさわさにされながら考えた。
この子らが私ぐらいの年になった
今日のことなんか忘れちゃうだろうな。
でもね。私も同じことしてもらったんだなあ。
愛情は、地味なリレー。
いろいろ教えてくれて
ありがとうおばあちゃん。
もう、歳とることもないし。
よくがんばったね。安心して、ゆっくりおやすみ。