12月になりました!
時の流れが速すぎる。あと1か月もしたら初詣とか云ってるんですよ。こっわ~!
あっという間に80歳ぐらいになるんと違うか。
さて月末に時間が出来たので初めて「みそかもうで」(晦日詣で)なるものに出かけてみました。
みそかもうで(晦日詣で)って何?
「みそかもうで(晦日詣で)」とは、月末の30日(または末日)に神社にお参りすることです。みそか=晦日 ということですね。
「ついたちまいり」なら良く聞いたことがあります。「ついたちもうで」「ついたち結び」など色々な名称がありますが、いずれも、月初めに神社に参拝することです。
「みそかもうで」よりそちらのほうがメジャーかも!
色々有名な神社も祈願やイベントをされていますね。
5年前にこの本で読んだ!
私が「みそかもうで」を知ったのは、この本でした。5年ぐらい前に読んだ気がします。
今、スピリチュアル系の本は全然読みませんけど、当時は一通り読んだ覚えがあります。
なんか幸せを求めてたのか?ここではないどこかへ行こうと思ってたのか?GLAYか?
この本の著者である、さとうみつろうさんのブログも読んでました。
しかし、玄米豆乳ヨーグルトとかEM菌が熱くオススメされるようになってから読まなくなりました。玄米も豆乳も好きだけども別々に食べたいし、家で常温で放置したら違うものになりそうでしょ。それが万能食品のように書かれていて、怖いと思えてきたもんね。
でもこの本は読み物としておもしろかったです。突然現れた人間くさいいい加減な神様とやる気のないサラリーマンが、人間同士よりも人間くさい会話の中で、人生の見方が変わる話を教えてくれるハートフル?なストーリーです。「夢をかなえるゾウ」みたいな感じ。
その本の最後のほうで「絶対に幸せになれるおまじない」として、いい加減な神様が教えてくれたのが「みそかもうで」です。
その効能
あなたが確実に幸せになる
行く日時
毎日30日(ミソカの日)※2月は28日
行く場所
あなたの家の近くの、鳥居がある神社やお宮など
方法
一つ、鳥居に入る前にペコリすること
一つ、手を洗い清めること
一つ、お賽銭箱に300円(またはそれ以上)のお賽銭を入れること
一つ、お賽銭を入れたあと、ペコリすること
一つ、大きく深い深呼吸を3回し、心を鎮めること
一つ、合掌すること
一つ、自分の「名前」「住所」「干支」を言うこと
一つ、お宮の鏡が見えるなら、それに映る自分を見ること
一つ、鏡がない場合は目を瞑ること
一つ、今月起こった「いいこと」をできるだけたくさん思い起こすこと
一つ、それら1つずつに「ありがとうございました、〇〇が起きてとても幸せでした」ということ
一つ、ここで神からのビジョン(ありがたいなーという感覚)が湧いてくる
一つ、この「感謝の感覚」に意識を集中し、感覚を全身に広げること
一つ、最後に「やわたやわた」と声に出してつぶやくこと
一つ、全てが終わったらペコリすること
一つ、この感覚に包まれたまま、神社からお家まで帰ること
「神様とのおしゃべり」より引用
とりあえずまずは行ってみた
準備
「今月起こったいいことをできるだけ思い起こす」とありますが、いいことなんてあっただろうか。
あったとしてもほとんど忘れてしまった気がします。自分のばかばかぁ。
そこでまずは机に向かって紙を取り出し、お茶なんか飲みながら、今月起こったいいことをじっくりと1つ1つ思い出してリストアップしてみました。
すると意外とすぐに10個もリストアップできました。
すごい!そんなにいいことってあったんか!驚いた!!
ライフイベントや、買った物、もらった物などからたどっていくと思い出しやすかったです。
早速、この紙をにぎりしめて神社に出発です。人聞きは悪いけど、感謝のカンペですね。
あと、お賽銭用に300円も持っていこう。
神社に向かう
神社は別にどこに行ってもいいみたいですが、私は家から一番近い神社を選びました。それでも田舎なので車で行くんだけどねっ!
雪降ってきたから近いほうがいいし、何より行きつけなので多少謎の動きをしていても、神様も「また、あいつか…」と許してくれそうな気がするからです。ごめんなさい。
まずは境内に入り、手を洗い清めようとしましたが、手水が凍ってました!
やっぱり北海道!寒っ!
人がいなくなったのを見計らう
さて手を洗い清めたという体で(凍ってたので仕方ない)参拝に向かいます。
するとなぜかそういう時に限って人がどんどんやってきます。
これって何?マーフィーの法則?(昔あったよね!)
みそかもうでは、自分の「名前」「住所」「干支」などを言ったり、目を瞑って今月起こったいいことに1つ1つ感謝しなければならないので時間がかかります。
善男善女であるところの私もあなたも、後ろに参拝の人がいるとその人に気を遣ってしまって落ち着いて実施できないと思います。
人がいなくなった瞬間に行きましょう。カンペも忘れずに。
それでも私は「干支」を云うのを忘れ、なぜか普通に生年月日を神に申し上げました。神様ごめんなさい、お手数ですが生年月日よりご推察のほどお願い申し上げます。
しかもやってる最中にもまた人が増えた気配を感じたので、最後のほう「なんか色々いいことありましたが、全部全部ありがとうございます!!」みたいになってしまいました。
教訓:早朝など、誰もいない時間に行ったほうがいいね。
深夜はダメだよ!ヤンキーとか丑の刻参りの人が来たらこわすぎる!!
お願い事はせず、おみくじも引かないのが良かろう
こんな急ぎ足でのお参りになってしまいましたが、終わったあとは不思議とすっきり!
多分、お願い事など一切せず、ひたすら感謝だけすることで、欠乏感が満たされるのだと思います。
願い事って「今はそうじゃないからそうなりたい=欠乏」の裏返しみたいなところがあります。
例えば東大生が「東大合格」って書くわけないし、ドナルド・トランプが「金持ちになりたい」「ホテルオーナーになりたい」って書くわけありませんよね。
だってもうそうなってるんだもん。
「女がほしい」と書いてる絵馬を見たことあるけど、彼女のいない男の仕業に違いない!お札風呂で左右に女をはべらせてる男はわざわざ書くまい
何も願わずひたすら感謝するだけなら、欠乏にフォーカスすることはありません。
それがいいんでしょうね。豊かな気持ちになります。
だから帰りにおみくじも引かないほうがいいような気がします。
「大吉出ないかな~」とかって欲をかいて「末吉」ならまだしも、「凶」とか出た瞬間、せっかくの感謝ががっかり感で汚れると思う。私は念のためやめておきました。
帰りはそっこう帰ろう
そういえば「やわたやわた」っていうの忘れた!でも「やわたやわた」って何?
八幡神社?私が行ったのは普通の神社なのだが…(*‘ω‘ *)
それよりも感謝の気持ちに浸るのが大切なのでしょうから、気にせず速攻帰りました。
温かい気持ちが持続しているうちに!さぁさぁ帰ろう!
まとめ:30日でも1日でもどちらでも良いのではないだろうか
真の効用は「感謝」だと思う
家に帰ってから、せっかく書いたので「感謝のカンペ」を手帳に貼りました。
見ていると色々恵まれているような気がして、1人でニヤニヤしています(気持ち悪い)
神社にお参りすることはもちろん、実は毎月これを書くという作業が精神的にとても良いのではないでしょうか。
例え毎日の現実やニュースで報道される内容の多くがいやなことだとしても、少しはいいこともあります。
朝ちゃんとう〇こが出たとか、焼き芋食べたらおいしかったとかでも全然良いのです。
わざわざいいことだけにズームインしてひたすら浸る時間は、毎月時期を決めて実施しないとなかなか作れません。予約して温泉に行くみたいにね。
老子は「足るを知る者は富む」って言ったらしいです。
「富む」ってただ金持ちになるという意味じゃなくて、心が豊かになるって意味だとしたら、本当その通りだと思います。
まぁ金持ちになったら一層うれしいけど!(強欲)
月末でも月初でも良いので、1か月のいいことを振り返り、感謝するというのはとても良い習慣だと思います。今後も堕落しない限りずっと続けていきたいな。
したっけね~! LOVE(*´ω`*)