しあわせの小鳥

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昨日、会社の給湯室でつゆ(*お茶のことです)を入れて、
帰り道ぷらぷらと歩いていたら
『何にこにこ歩いてるんですか』
とギャルから鋭いつっこみを受けてはっと気づいた。

どうやら私は一人でその辺をあるくとき、なんか楽しげにしているらしい。
一歩間違うと変態である。やや猛省した。

だけどときどきは悲しくて、あまり笑ってないときもあると思う。
男女とはず、自分が大好きな人は、私をそう思ってないんだなぁと発見したりとか。
どうして世の中に胸の痛む事件が起きるんだとか。
なんでむちむち症が治らんのだとか。
宇宙からみればつまらぬ話だが、
まだまだ修行がたらんので、心に穴があいたりする。

だけどしあわせの小鳥はいつでも私の肩におる。
一羽や二羽、ある朝、命が尽きて、ぽっくりいなくなったとしても、見える人には見えるだろう。
この世界の空に、あれらは大群でばさばさ飛んでいるのだ。
世の暴風雨に耐え兼ねて、心の灯火消さぬかぎり、何度でも飛んでくる。
だからそんなときも、笑ってればよいのだ。
しあわせの小鳥はしあわせに集い、心の穴からぴこっとかわいい顔を出してくれる。

金色の小鳥とか、もも色の小鳥とか、
もっといっぱい侍らせたら、大好きなあの人やあの人に会いにいきたい。
そして、仲の良いつがいを、
真っ赤なリボンのついた、美しい金色のかごに入れて、そっとプレゼントするのだ。
飼いたい人は今のうちに言っといてください。えさと飼い方マニュアルもつけておきます。

いま、皆さんの肩には何が乗っていますか。しあわせの小鳥はいますか。
そこに、疲れ果てた小鳥が羽を休めていたら、十分癒してあげてくだされ。

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